住宅ローンの返済が65歳まで続くため定年後のことが心配。
新しい仕事が見つかるかどうかわからない。できれば相続時精算課税制度を利用して、父親から1,000万円の贈与を受けて繰上返済しようと思うが、どの程度メリットがあるか知りたいとのこと。
(住宅ローン借入条件) 現在残高/2,000万円、残存期間/10年、利率/3.8%、毎月返済額200,594円

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アドバイス

年金問題等先行き不安の多い時代ですから、家計を身軽にしておくことは大切 です。よって繰上返済することをお勧めしました。期間短縮型の繰上返済を進めて60歳までに完済すれば、約315万円の負担額の軽減になるとアドバイスしました。

繰上返済明細

繰上返済額/9,889,263円、短縮期間/5年5ヶ月、負担軽減額/315万円
200,594円×65ヶ月ー9,889,263円=3,149,347円

留意点

  1. 相続時精算課税制度については、お父さんに相続が発生しても相続税がかからないケースでは利用価値がありますが、相続税がかかる場合はこの制度を利用したからといって有利になるものではありません。
  2. 繰上返済はなるべく早い時期にまとめて行ったほうが得です。
  3. 手元資金で繰上返済をする場合は、手元に残すお金も考慮してすること。

相談にかかった費用

相談料/1回 : 6,300円 



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