個人のマネーに関するコンサルタント
- ライフプランニング
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生涯にわったて自分の家族の生活を設計すること、つまり「生涯生活設計」のことです。換言すれば、目的のある生活、プランのある生活・見通しのある生活を創造することを意味します。
生涯生活設計を考えるうえでの重要なポイントが”健康、経済、心(生きがい)”の3Kと言えます。
この3Kは、相互に関連性があり、健康と経済を生活の手段としてその上で人生の目標となる生きがい(心)を作り、ライフステージごとに3Kのバランスを取ることが重要と思われます。 - 金融資産運用設計
資産運用というととかく「儲かる」「損をする」という視点にとらわれがちですが、本来はライフプランをベースにして、使う目的に合わせた蓄え方、運用方法についてのプランニング作業であり、人生豊かに過ごすための目標設定があって初めて適切な資産運用と言えるでしょう。 そのためには、お客様の立場に立って金融商品の性格やリスクについて正確な情報を提供し、お客様のライフプランの目標実現に適した選択肢を提供し、かつフォローをしていくことが必要となります。できる限りお客様の保有財産の状況、運用についての考え方、目標の有無等についてのお話を頂き、お客様の個別ニーズに沿ったプランニングを致します。
- 教育資金設計
日本では教育資金の準備手段として、長い間郵便局の学資保険に代表される「こども保険」への加入がポピュラーであり、実際に人気の高い資金準備法でした。 しかしながら最近は、予定利率の度重なる引き下げによって、こども保険の利回り(貯蓄性)も低下の一途をたどり、金融商品で準備することも選択する家庭が増えてきています。
- 住宅資金設計
マイホーム購入は多くの家族の夢です。けれども、実際に購入する時点では販売先から提案された住宅ローンの組み方をそのまま実行される人も少なくありません。提案された住宅ローンの組み方が最善の方法であれば良いのですが、最善の方法であるか否かの検討が行なわれないまま、多くの家庭では住宅ローンの返済がスタートしているという現実もあります。 現在のような先が見えにくい時代に、無理のない返済計画を立てようとすること自体困難なケースが多いですが、社会環境の変化についてお客様にも理解を求めた上でプランニングいたします。
- 保障・補償設計
最近の保険に対するプランニングニーズとしては、「保険料をできるだけ安くしたい」「保障額を下げたい」「新商品を勧められているが、内容がよく理解できない。それにもっと有利なプランがあれば教えて欲しい」など挙げられます。つまり、現状、現在加入している、あるいは加入をすすめられている保障内容に対して疑問を持っているというケースが多くなっています。
保険は、住宅に次ぐほどの高額な買い物であるにもかかわらず、実際にはリスクを正確に見積もって加入するというよりは、勧められたプランのまま、保障内容をよく理解せずに契約してしまうことが一般的に行なわれてきたためといえるでしょう。私どもが、プランニングを行なう際は、リスク度合いのほか、加入者の収入や家族構成、保有している金融資産、住居の状況、あるいは保険料負担能力、保険に対する相談者本人の考え方などを考慮しながら、適正と思われる保障額を見積もっていく作業を致します。- 不動産運用設計
「定期借地権」や「定期借家権」などの新しい法律を背景に土地を「所有する」という考え方から「利用する」という方向に変化の兆しがあり、日本版「REIT」といった不動産でありながら証券化され金融商品としての流通が増加する可能性が高いと思われます。 また、「住」そのものについても、単に住めればいいということではなく、何らかの豊かさという付加価値を求める人達も確実に増えています。さらに、不動産と他の資産との構成面でのバランスを考えて資産のフロー化を図ろうとするニーズもあります。私どもは、このような変化の背景を絶えず考慮して、不動産だけを考えるのではなく他の資産をも含めて個々のお客様のライフスタイルに合った提案を致します。 実務上、私どもが多く直面する相談案件としましては、@マイホーム取得のための資金調達法、A住宅ローンの借り方、返し方、B不動産取得、売却にかかる諸税金と諸費用、C不動産の有効活用(事業用不動産のプランニング)、D不動産の相続承継対策、などがあります。
- リタイアメントプランニング
- 公的年金などで不足する老後資金を計画的に準備する方法を考えるプランです。公的保障が目減りしていくことを考慮し、現在リタイアしている世代は資金準備の参考にならないという現実を踏まえながら、プランニングいたします。
- 相続設計
相続設計は、お客様の人生設計を、次世代に引き継ぐニュアンスもあります。従って、単なる節税対策ではなく、納税資金対策や遺産をめぐる争いの防止対策などを総合的に考慮した上でプランニングを行なわなければなりません。 しかも「人生設計を次世代に引き継ぐ」という、法的・経済的側面を超えた、お客様の人生観そのものを反映させることになりますので、私どもとお客様との間に深い信頼関係を築いていなければ、お客様に満足していただけるプランニングはできないと思います。